介護保険認定で非該当となった方への支援サービス

自立者（非該当者）のイメージとしては、高齢による身体の虚弱はあっても、歩行や起き上がりなど、日常生活上の基本的な動作が自力で可能で、普段の薬の服用や電話などの日常生活動作も可能な状態の人、となります。


介護保険のサービスを利用することはできないわけですが、それでも何らかの生活支援が必要な方に関しては、介護保険とは別の福祉サービスを利用することができるので、介護者の負荷軽減もできると思います。


各市町村には高齢者福祉サービスや介護予防サービス等がありますが、各市町村によってサービス内容は異なりますので、まずは高齢福祉課や地域包括支援課などで、どんなサービスがあるのかを確認して、相談してみてください。


他にも、近所にシルバー人材センターがあるなら、庭の植木の手入れや障子の張り替えなど、介護ではありませんが、高齢者には実行しにくい作業を依頼するのに、一般の民間サービスより低額で便利です。


民間ホームヘルパーでは、家事サポートや身体介助に利用するのが手軽で、費用は事業者やサービス内容によっても異なりますが、およそ1時間あたり2000円～3000円の相場です。更には、介護タクシーや食事の配食サービスもありますし、親と別居している介護を支援するサービスとして、住宅内に設置したセンサーによって、日頃の生活状態を伝えてくれる見守りサービスなどもあります。